筋肉プルプル!?オリジナル絵本で学ぶ「目のひみつ」
授業は、今回のために制作したデジタル絵本『がんばるプルプルひとみちゃん』の読み聞かせからスタート!
「近くを見る時は、目の筋肉(ピント筋)がもりもり!」
滝アナウンサーの掛け声に合わせて、会場のお友達みんなで「マッスルプルプルピント筋!※」とポーズを決めて大盛り上がりでした。
※ピント筋:毛様体筋のこと。
タブレットやゲーム、読書で毎日大忙しな子どもたちの目。知らないうちにピント筋がプルプル疲れていることを、絵本を通して楽しく学びました。
『がんばるプルプルひとみちゃん』
滝アナ&ViXionが教える「目を守る3つの約束」
- 30cmはなす — 本やタブレットは、目から30cm以上離して見よう
- 30分でひとやすみ — 30分以上つづけて近くを見ないで、遠くを見て目を休ませよう(星空をながめるみたいに!)
- お外で遊ぼう — 外で過ごす時間は目にとって大切。ただし暑い日は無理をせず、朝や夕方の涼しい時間に
※「30cm以上はなす」「30分以上続けて近くを見続けない」「1日2時間の屋外時間」は、厚生労働省 e-ヘルスネット「保護者の方に知っていただきたいこどもの近視予防対策」で紹介されている目安です。屋外活動は近視の発症を予防することが科学的に確かめられており、年齢が低いほど重要とされています。
びっくり!見え方の世界が広がる「みらいのメガネ」体験
トークの後は、ViXionが開発する不思議なメガネの紹介と体験ブースへ!
- 暗い場所でも明るく見える!?(暗所視支援眼鏡 MW10)
暗い場所でも、周囲の様子をカラーで確認しやすくなるメガネに、子どもたちからも「みえる!すごーい!」と驚きの声が上がりました。
- 手元から遠くまで、自動でピントを合わせるアイウェア(オートフォーカスアイウェア ViXion2)
視線を移すたびに自動でピントを調整するアイウェアを体験!
お子さんはもちろん、保護者の皆さんにも大好評。
色覚体験&見え方の多様性
今回のイベント用に特別に用意したのが「色覚体験」コーナー。
実は、同じものを見ていても人によって「色の見え方」が違うことがあります。日本人男性の20人に1人(クラスに1人くらい)は色覚特性を持っていると言われています。
体験メガネをかけた滝アナウンサーや子どもたちがモニターに映し出される映像を見て、「赤い帽子が茶色に見える!」「あひるちゃんの色が変わった!」とリアルタイムで体感。
体験メガネで感じられるのは、「色の見え方の多様性」です。人が実際にどう色を感じているかは一人ずつ異なり、そのまま再現できるものではありません。だからこそ、「見え方は人それぞれ違う」ということ自体を知っておくことに意味があります。
見え方の違いを知ることで、「お友達によって見え方は違うんだ」「見え方は人それぞれで、どれも自然なことなんだ」というお互いを思いやる大切さを学びました。
※ちなみに、今回読み聞かせした絵本『がんばるプルプルひとみちゃん』も、どんな見え方の人でも見やすい「カラーユニバーサルデザイン」で作られています。
イベントを終えて〜参加者のみなさまからの声〜
ブースでは連日多くのご家族にご体験いただき、保護者の方々からも感動や発見の声が寄せられました。目立つ症状がなくても定期的に眼科でチェックを受けることの大切さ、そして見え方の違いを補う技術の可能性を、たくさんのご家庭にお届けできた2日間となりました。
参加者の声:
「自分の見えている世界を、初めて家族に知ってもらえて本当に嬉しかった」
「体験を通して、未就学の息子の見え方の特性に気づくきっかけになりました」
「最近は学校で色覚検査をしないことも多いので、今度眼科に連れて行ってみようと思います」
※本イベントの体験は検査・診断ではありません。気になる点がある場合は眼科医にご相談ください。
「見え方の多様性」から、共生社会へ
今回のスクールは、誰もが安心して暮らせる共生社会について、子どもたちが楽しく学び、考えるきっかけをつくることを目的に企画しました。
見え方は、一人ひとり違います。暗いところが見えにくい人、手元にピントを合わせにくい人、色の見分けがつきにくい人。その違いは「直すべきもの」ではなく、周りの環境や道具の側で調整したり、サポートできる部分がたくさんあります。
ViXionは「テクノロジーで人生の選択肢を拡げる」というパーパスを掲げています。見え方の違いによって、できることやあきらめることが決まってしまわない社会に近づけていく。その出発点は、「みんな見え方が違う」と知っていることです。今回子どもたちが持ち帰ってくれたのは、まさにその感覚だったと思います。
ご参加いただいたみなさま、本当にありがとうございました!
これからも「30cm・30分・お外で遊ぼう」を思い出しながら、目を大切にする習慣を続けていただけたらと思います。


