ViXionとは
Our Purpose
テクノロジーで人生の選択肢を拡げる
ViXion株式会社(ヴィクシオン)は
人生の選択肢の拡大に向けて、
見え方の能力拡張に挑みます。
Brand Statement
Lighte the World
あなたの世界に光を灯す
- ViXionという
社名に込めた想い - 見るという英単語Visionの中心にあるSを人の可能性を引き出すx、のびのびと生きる大の字のXに置き換え、Visionの中心に人の可能性を応援する想いがあります。
- ロゴに込めた想い
- お客さまとViXionが踏み出す「一歩」
ViXionによって照らされた少し先の「未来」
ブランドカラー

「患者さまに寄り添う」という意志の元、白黒反転表示を前提とした2色をブランドカラーに設定。

ViXionが患者さまの見る「夜」を明るく照らす満月のような存在であるようにという想いから、真黒い暗闇が黄色い満月で照らされた月夜を表現。

満月で柔らかく照らされた道の色を表現。
ViXionの目指す未来
世界人口の約3割約26億人が
目の見え方に課題を抱えている
見えることが当たり前の世の中で
見えづらいことで起こる
リスクに立ち向かう
ViXionのはじまりと、
私たちの想い
ViXion株式会社は「テクノロジーで人生の選択肢を拡げる」ことを使命として、2021年に設立されました。
その原点には、眼鏡レンズメーカーHOYAの社内ベンチャーにて開発された、暗所視支援眼鏡「MW10」の存在があります。
MW10は当時の開発メンバーである内海俊晴(現CINO)により、弱視の方や暗所で見えにくくなる網膜色素変性症などの夜盲症の方向けに開発されたウェアラブルデバイスです。
重度の視覚障害を抱える方々の視界を補い、日常生活をより快適にすることを目指して開発されたものでした。
しかし、国内における網膜色素変性症の患者数は約23,000人と多くはなく、日常生活用具としての助成申請も煩雑であるなど、製品を広く届けるにはさまざまなハードルが存在しました。
それでも「この技術を必要とする人に届けたい」という強い思いから、開発チームはこの技術を次のステージへ進めるべく、事業の一部をスピンアウト。
ViXionはその想いと技術を引き継ぐ形で誕生しました。


そして、MW10の体験会などを通じて得た利用者の声から、障害の枠にとどまらず、年齢や生活環境によって“見え方” に困りごとを抱える人が想像以上に多いという事実に気づかされました。
そこから生まれたのが、自動でピントを調節する“オートフォーカス機能” を搭載したアイウェア『ViXion01』です。
そのため、ViXion01は重度の視覚障害に限らず、老眼やピント調節のしづらさ、見えにくさなど、日常のさまざまな“見え方” に困難を抱える人々に寄り添うプロダクトとして設計されました。
それぞれ製品ごとに異なる課題に応えるプロダクトでありながら「人生の選択肢の拡大に向けて、見え方の能力拡張に挑む」という共通の想いが根底にあります。
私たちはこれからも、テクノロジーで人生の選択肢を拡げ、一人ひとりの日常を支える存在であり続けます。

社会課題
見えることが当たり前の世の中・
見えづらいことで起こるリスク
世界人口の半分が近視
「超近視時代」が到来
世界で少なくともおよそ22億人が失明または視力障がいの状態で暮らしているといわれており、このうち少なくとも10億人は予防または治療が可能な視力障がいである。
眼疾患の中でも世界で最も患者数が多いとされる近視は、2050年までに近視人口は47億5,800万人、強度近視人口は9億3,800万人にまで増加すると予測され、10人に1人が失明のリスクを抱えるというデータがある。今後の人口増と高齢化、ライフスタイルの変化などにより、その数は増加することが予想されている。※1

※1出典:WHO「World report on vision」
小学生の3人に1人は、
視力1.0未満という事実
日本でも若年層の近視が増え、裸眼視力が1.0未満の割合は小学生で約37%、中学生と高校生では6割超を占めている。※2
日本人を含めるアジア人は、遺伝や生活習慣により眼球が長く焦点が合わなくなる「軸性近視」が多いことが原因だと言われている。 スマホやゲーム機の普及・長時間の使用、生活環境の変化により、若年層における視力の低下が顕著で、大人だけの問題ではない時代となった。

※2出典:2021年度の学校保健統計調査
社会背景
見えづらい世界で起こるリスク
世界的に増加する視力障がいは、年間およそ4,107億ドルもの経済損失をもたらすといわれている。※3
見えづらい生活で起こるリスクには、大きく3つある。
- ①目が見えづらいことで転倒し骨折。
怪我が原因で寝たきりに。仕事や生活に支障がでる。 - ②目が見えづらいと心理的に暗くなり、やる気の低下や、旅行・趣味などに取り組む時間も減少し、生活範囲の低下に。
- ③認知機能の低下。目を使わないことで認知機能が低下し、場合によっては認知症を発症するケースもある。


※3出典:The Lancet Global Health Commission on Global Eye Health:
vision beyond 2020
セルフアイケア商品の国内市場の拡大
デジタルデバイスの普及に伴い目の悩みを抱える消費者が増えたことで、セルフアイケア商品の国内市場が拡大している。
眼精疲労や老眼の悩み解消を訴求する商品が好調なほか、スマートフォン所有の低年齢化により近視人口が急激に増加。コンタクトレンズの需要も増加している。さらに、コロナ禍を経てデジタルデバイスへの接触機会が増加したことなどから、目の悩みを抱える消費者が急増し、セルフアイケア商品の需要が高まった。※4 目の悩み・症状別にあわせて多様な商品・サービスが提供されている。

※4出典:富士経済グループ
「セルフアイケア商品の国内市場を調査」