【プレスリリース】オートフォーカスアイウェアシリーズ「ViXion01・ViXion01S」が累計受注台数1万台を突破しました
ViXion株式会社(東京都中央区、代表取締役社長:南部誠一郎、以下ViXion)は、自動でピントを調節し視覚の課題をサポートする、オートフォーカスアイウェア「ViXion01」および「ViXion01S」のシリーズ累計受注台数が、1万台を突破したことをお知らせいたします。
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当社は、2023年に初代モデル「ViXion01」を発売し、2024年にはお客様の声を反映したスタンダードモデル「ViXion01S」を発表しました。これらの製品は、センサーで対象との距離を測定し、距離に応じてレンズの形状を瞬時に変化させることで、眼のピント調節をサポートするオートフォーカス機能を搭載したアイウェアです。
最新モデルの「ViXion01S」は、取り外し可能なアウターレンズをカスタマイズすることで乱視などの個別課題にも対応可能となり、より多くの「見え方のわずらわしさ」を抱える人々に対応したモデルとなりました。さらに初代モデル「ViXion01」と比較して、約40%の軽量化(※アウターフレームなしの場合)を実現し、デザイン面でもお客様の声を反映した改良を行いました。
これまで、クラウドファンディングを通じてご支援いただいた皆様をはじめ、多くのユーザー、パートナー企業、医療・福祉機関などのご協力のもと、開発・改良を続けてまいりました。そしてこのたび、シリーズ累計受注台数が1万台を突破したことは、皆様の温かいご支援とご期待の結果であり、心より感謝申し上げます。
■オートフォーカスアイウェア シリーズ
オートフォーカスアイウェアシリーズ「ViXion01」および「ViXion01S」は、眼の酷使や加齢にともなう⾒え⽅の課題解決をサポートするアイウェアです。自動でピントを調節するオートフォーカス機能により、近距離から遠距離までクリアに見える視界を提供し、日常生活や仕事、趣味などあらゆる場面で、見え方のわずらわしさの解消をサポートします。
・「ViXion01S」
自動ピント調節オートフォーカスアイウェアViXion01のスタンダードモデル
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<製品情報>
商 品 名:オートフォーカスアイウェアViXion01S
サ イ ズ:152mm(幅)×160mm(奥行き)×45mm(高さ)
質 量:アウターフレームなし:33g/アウターフレーム(ダミーレンズ有)含む:47g
瞳孔間距離:55mm ~ 73mm
焦 点 距 離:5cm ~ 無限遠
充 電 時 間:約3時間
連続使用時間:最大約15時間
Bluetooth:5.4搭載
※仕様は暫定であり、製品出荷までに変更となる可能性があります。
・「ViXion01」
“見える”を引き出す、取り戻す。自動でピントを調節するオートフォーカスアイウェア
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<製品情報>
商 品 名:オートフォーカスアイウェアViXion01
サ イ ズ:160mm(幅)×160mm(奥行き)×35mm(高さ)
質 量:55g
瞳孔間距離:56mm ~ 70mm
焦 点 距 離:5cm ~ 無限遠
充 電 時 間:約3時間
連続使用時間:最大約10時間
Bluetooth:5.0搭載
※仕様は予告なしに変更となる可能性があります。
<購入先>
公式オンラインストア:https://store.vixion.jp/
※新製品「ViXion01S」は予約受付中(2025年2月6日現在)。公式オンラインサイト予約分の製品発送は2025年5月以降を予定。
◼️開発の背景
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ViXion01の開発は、視覚障害の方向けに開発していた製品の体験会での出来事がきっかけとなります。開発者で取締役CINO(Chief Innovation Officer)の内海は、ある盲学校で子どもたちが単眼鏡を使いながら、遠くの黒板や手元のノートを交互に見て学習する光景に、強い衝撃を受けました。とても不便そうで非常に負担が大きく、良い学習環境とは言えない状況でした。既存の眼鏡のレンズでは、このような視覚の不便を十分に解決できないという現実を目の当たりにし、「弱視の方たちが便利に使えるものを作りたい」との思いから、ViXion01の開発がスタートしました。
こうした背景をもとに、ViXionは視覚の課題を抱える方々のニーズに応えるため、オートフォーカス機能を活用したアイウェアの研究・開発を進め、現在のオートフォーカスアイウェアシリーズの製品化に至りました。
◼️今後の展望
ViXionは今後も、ユーザーの皆様のご意見を取り入れながら新たな機能の追加やより使いやすい製品の開発を進め、視覚の課題を抱える方々をサポートする製品を提供してまいります。
そして、テクノロジーを駆使して視覚を中心に身体拡張に取り組み、世界中の人々の選択肢の拡大に貢献してまいります。
▼本件のプレスリリースはこちら
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000086.000105928.html