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2024.09.13

ViXion01ユーザーのみなさまの声のまとめ「レンタルサービス開始と毎日10時間使ってるユーザーさんの話」2024年8月版

やっと夏が去った感じになってきましたが、ViXionの夏もわりとてんこもりでありました。あたらしい動きもあったので、その反応もいただいているので8月分もまとめていきたいと思います。

ということで、今月はViXionの経営企画部で広報担当の井上稚子(わかこ)とシニアブランドマネージャーのいしたにまさき(いしたに)の対談形式でお送りします。

いしたに:今月お相手してくれるのは、マーケなどの担当である井上稚子(わかこ)さんです。まずは軽く自己紹介からどうぞ。

わかこ:みなさん、初めまして!主にマーケ部門で広報を担当しています、井上です。いつもみなさんのSNS投稿楽しみにチェックさせていただいています!

いしたに:普段、ViXionのSNS投稿を主にしているのも、実はわかこさんです。

わかこ:はい、毎日どんな反応あるかなどなど見させていただいていますね。投稿内容も試行錯誤しながらやっています。

ViXion01のレンタルサービス開始しました

いしたに:さて、8月のViXionですが、まずはレンタルサービスの開始という話がありました。

https://twitter.com/shiroani/status/1819287003361693733

わかこ:レンタル開始はみなさんからの要望が特に多く、ついに始まりましたね!

いしたに:販売店の店頭でお試しもいただけるのですが、ご自分の環境で試すのであれば、やはりレンタルがいちばんですね。

わかこ:そうですね!「長期間試してみたい」、「近くに体験できる場所がない」、「値段が気になる」などなど、まずはレンタルからお手軽にお試しできます。

いしたに:現在、展開しているレンタルサービスは、この2つになるので、どちらからでも、ぜひどうぞ。

https://www.rentio.jp/products/vixion01

https://rental.kikito.docomo.ne.jp/rental/devices/VN000100

わかこ:レンタルは想定以上に反応いただいていますね!ViXionホームページからレンタルショップへ飛べるようになっているので気になっている方はぜひチェックしてみてくださると嬉しいです。

いしたに:まさにこういうところで試して欲しいですね。

わかこ:目盛りよむのはほんと目を酷使しますからね。私もどこまで数えたのかよくわからなくなります。測定のお仕事に関わる方、設計、デザイン関係の方にも使い勝手よいかもしれませんね。

いしたに:そして、読書もぜひ。

わかこ:読書で使いたいという投稿もよく目にします。これからの季節、「読書の秋」にViXion01をお供につかっていただけたら!

『ViXion01 Black Edition』開発ストーリー

いしたに:さてさて、8月のViXionの記事ということで、わかこさんが書いてくれたのが『ViXion01 Black Edition』開発ストーリーです。これ、けっこう苦労してましたよね。

https://twitter.com/ViXion_inc/status/1825358028104933835

わかこ:そうですね、、4月から約3、4ヶ月の社内でのやり取りを振り返りつつ記事にしたので結構苦戦しましたね。「カラーバリエーションを作って欲しい!」という声から生まれた『ViXion01 Black Edition』ですが開発当初は本当に膨大なカラー候補があり、、詳細が気になる方はぜひ記事をご覧ください!

いしたに:最終的に話はちゃんとおさまるところにおさまるもんだなあと。実際、ユーザーさんからも好評でよかったです。

わかこ:Blackはやはり落ち着いた印象がありますね。今後も気になるパーツやカラーなどがありましたらぜひぜひご意見およせいただければと思います!熱心・丁寧な開発チームが形にしてくれるかも。

日本でいちばんViXion01を使っているマンガ家さんのインタビュー

いしたに:また、8月は、これは私の担当でしたが、今のところ日本でいちばんViXion01を使っていると思われる方に登場していただきました。

https://twitter.com/tougehiro/status/1825827848093053306

わかこ:漫画家の峠比呂さんですね!インタビューをされてみていかがでしたか?

いしたに:毎日10時間使ってる人ですからねえ。さすがによくViXion01のことをおわかりでした。中でも、眼精疲労の話がとても実感のある話でした。

わかこ:毎日10時間!それだけViXion01も充電がもつということですね。目の疲れによる身体的な影響もあったようですね。

いしたに:峠さんはViXion01はスペア機も持っているんですよ。そして、眼精疲労についてはこういうコメントもいただいております。

わかこ:なんと!めちゃくちゃ使っていただいてる!!ありがたい限りです・・・。作業効率や集中力の維持にも役立っているのかもしれません。ViXion01は、長時間集中が必要な作業をサポートしてくれる、頼もしい相棒になってくれそうですね。

いしたに:こんなレビュー記事もいただいております。ViXion01の操作性を評価してもらってますね。

わかこ:本当に事細かにレビューしていただき、よく使い込んでくださっているのだなあと感謝です。度数については設定を保存できるので、家族などの複数人での共有や使用シーンなどで、ぜひぜひうまく活用いただけたらと思います。

いしたに:ずっと使うのでなければ、ぜんぜん共有できますからね。

https://twitter.com/iplmurakami/status/1828430778461724672

わかこ:職場や特定の施設などに1つViXion01を置いておいて共有するのもいいかもしれません。

いしたに:いい振りですね。ということで、次はそんな風に施設にViXion01が置かれた話です。これは、わかこさんが取材に行ってくれたので、細かく内容をお聞きしたいところですw

ViXion01が長門市役所に導入されています

わかこ:まさにViXion01設置の事例です。

https://twitter.com/ViXion_inc/status/1829447929431728442

わかこ:こちらは山口県長門市様なのですが、初めて自治体の窓口(地域福祉課)にViXion01導入されました!!最近リニューアルされたばかりの市役所はとても開放的で、海も近くて、取材にいきながら癒されていました。長門市では、視覚に障害を持つ住民の方の行政手続きを支援するためにViXion01をご活用いただいています。

いしたに:ぴっかぴかの市役所にViXion01があるということですね。

わかこ:まさに!ぴっかぴかでしたね。入り口からまっすぐいくと奥の方に地域福祉課がありました。よく郵便局などに「ご自由にお使いください」と置いてある老眼鏡のようなイメージでViXion01が設置してあり、住民の皆様にご利用いただいていますね。

いしたに:ありがたいという言葉しか出てこないですね。他の場所にも、ぜひ広がって欲しいです。ということで、今月はそろそろ終わろうとかと思うのですが、9月はひさしぶりにViXion01が海外の展示会「IFA2024」にもいっております

https://twitter.com/ViXion_inc/status/1819222667238789195

わかこ:海外も盛り上がっていますね!羽田空港近辺でもViXion01を展示しているスポットが増えつつあるので引き続きチェックいただけたらと思います!

いしたに:では、また9月にお会いしましょう。

わかこ:ありがとうございました!

2024.08.30

【ViXion01の導入事例】山口県長門市地域福祉課|住民の方の行政手続きをサポート

見え方の課題解決をサポートするオートフォーカスアイウェア「ViXion01」。2024年3月、このオートフォーカスアイウェア「ViXion01」が初めて自治体の窓口に導入されました。ご利用いただいているのは『山口県長門市地域福祉課窓口』様です。

そこで、長門市様で実際に設置されている様子を取材に伺ってきました。
また、ViXion01の導入背景や具体的な活用方法などを、長門市地域福祉課のご担当者である岡本様にインタビューさせていただきました。

ViXion01を設置していただいてる長門市役所の外観

山口県長門市は本州の最西北端、山口県の西北部に位置しています。
日本海側に面しており漁業や水産加工業が盛んで、海の幸に恵まれている街です。

そんな海からほど近い場所にある長門市役所は、数年前に建て変わったということで吹き抜けで開放感があり、且つ木の温もりが感じられるような、市民が入りやすい造りとなっています。

長門市役所の庁舎内/建て替えをおこない、2019年に完成

長門市におけるViXion01の導入と背景

昨今、長門市では視覚に障害を持つ住民の方の行政手続きを支援する方法を模索されていました

市の窓口では、資料の説明や申請書への記入をどのようにサポートするかが課題となっており、そのようなとき、自動でピントを合わせる機能を持ち、簡単に操作できるViXion01に注目されたそうです。

そして2024年3月、長門市が連携協定を締結されている、あいおいニッセイ同和損害保険株式会社様からViXion01が寄贈されました。

(寄贈の詳細についてはこちら:https://www.city.nagato.yamaguchi.jp/wadairoot/wadai/20240307.html

ViXion01の具体的な活用方法

ViXion01は現在、長門市の地域福祉課窓口に常時設置されています。

長門市の地域福祉課窓口に設置してあるViXion01(中央)

地域福祉課の窓口では、視覚障がい者や目の見え方にお困りの方、高齢の方などが「施設やサービスを利用したい、通いたい」などの相談があったときに、適切なサービスに繋いだりされているそうです。

そしてサービス利用の申請手続きなどを行う際に、ViXion01をご活用いただいています。

ViXion01(左)と案内ポスター(右上)

よく郵便局などに「ご自由にお使いください」と置いてある老眼鏡のようなイメージです。

職員の方は、窓口にいらっしゃった市民の方にViXion01の使い方を説明したり、自作の案内ポスターを設置したりと、市民の目の見え方をサポートできるよう配慮されていました。

長門市職員の方のお手製、案内ポスター

ViXion01の未来と展望

インタビューを受けてくださった、長門市健康福祉部地域福祉課障害者支援班の岡本泰尚様

長門市地域福祉課の岡本様は「視覚障害者の支援を強化し、申請手続きの負担軽減に努めていきたい」とお話されていました。ViXion01が長門市の取り組みに貢献できることを大変嬉しく思います。

また、長門市民の皆さんにViXion01を使用していただいたご意見・ご感想の中には、
『よく見えるが、(レンズが小さいため)レンズの黒い縁が気になる』
『先進的なデザインだが、普段使いには抵抗がある』
『製品の操作は高齢の方にとっては難しい』
といった率直なご意見もいただきました。

このようなご意見を活かしていきながら、より多くの人の生活に寄り添い年齢関係なく長く快適にご使用いただけるよう引き続き開発に取り組んでまいります。

ViXionは、今後も自治体と連携していきながら地域社会全体の福祉向上に寄与し、テクノロジーで人生の選択肢を拡げていくことを目指していきます。

(参考:長門市公式ウェブサイト)   
2024.08.14

【製品コラム】ユーザーの声から生まれた『ViXion01 Black Edition』開発ストーリー

2024年6月に誕生したViXion研究所|Xアカウント(@ViXionLab)
ここでは、ものづくりに情熱を注ぐViXionのR&D事業部メンバーたちが、日々の開発成果や技術情報を発信しています。
この記事では、その自由なアイデアと柔軟な技術力が生んだ「ViXion01 Black Edition」の開発背景をお届けします。

なぜカラーバリエーションを?開発の経緯

最初に、「ViXion01」に新しいカラーバリエーションを導入するというアイデアが持ち上がったのは、2024年4月下旬ごろ。

これまでViXion01を体験・購入してくださったお客様より「カラーバリエーションを作って欲しい!」という声を多くいただいていたことや、通常色に加え、特別なパーツやカラーオプションを提供することで、ユーザーの皆様により個性的で満足度の高い製品を提供したいという思いから開発がスタートしました。

そこで社内ではまず、ViXion研究所メンバーが25通りもの色の候補を作成しました。

(↑ シースルーカバーとフレーム、それぞれに5種類ずつ色を選出)

その中からさらに最終候補を絞り込みます。

色の選定には慎重を期し、製品に違和感が出ないように全体のバランスや統一感を考慮しながら、シースルーカバーやフレームの細かい色合いを検討していきます。

(↑ カラー候補:マウンテンイエロー × デッキブラウン)
(↑ カラー候補:ベールピンク × ソフトピンクメタ)

どうやってカラーバリエーションの色を決めたの?

実際に使うユーザーのことを考えて、最終的なカラーバリエーションの選定はユーザーの声を反映することにしました。

そこで、ViXion01を出品・販売させていただいている体験型ストア「b8ta」にて6月に2週間にわたりアンケートを実施。店舗にご来店される幅広いお客様から意見を募りました。

(↑ b8taでは13種類のカラーバリエーションでアンケートを実施)

そして、b8taでのアンケート結果をもとに、さらにカラーを厳選してViXion研究所|Xアカウント(@ViXionLab)でもアンケートを実施します。(Xでのアンケート投稿はこちら

すると104票の回答が集まりました。なかには、選択肢にもない色もご要望としていただきました。
ご回答してくださったみなさま、本当にありがとうございました!

カラーバリエーションアンケートの結果は?

アンケートの結果というと「ブラック」が圧倒的な人気!

続いて「ホワイト」「ブラウン」と続きます。

最終的にはコストや納期のバランスを考慮し、「ブラック」=「Black Edition」を採用することに決定しました。黒の選定理由として、汚れが目立たないことや、よりスマートな見た目を実現できるという点が多く挙げられました。

(↑ 最終的に決定した「ViXion01 Black Edition」)

「ViXion01 Black Edition」は、機能面はこれまでのViXion01と同様で、本体前面のシースルーカバー箇所が透明になり、正面および左右のフレーム箇所の色がブラックになります。
透明なシースルーカバーを採用しフレームを黒色に変更することで、より洗練された外観となり普段使いしやすい仕上がりとなっています。

予約・発売について

そして、7月中旬よりAmazonにて先行予約発売がスタートしました。
(「ViXion01 Black Edition」についてのプレスリリースはこちら

先行予約は限定300台。在庫が無くなり次第終了です。
なお現在(2024年8月時点)も予約受付可能となっていますので、ぜひViXion01とまた違ったスタイリッシュな「ViXion01 Black Edition」を手に取ってくださると嬉しいです。

まとめ

今回のカラーバリエーション展開は、ユーザーの皆様からのご意見がきっかけであり、ユーザーのみなさまの声から生まれた製品です。

また「ViXion01」のパーツを扱う <ViXionストア> も2024年6月にオープン!
こちらでは、シースルーカバーやノーズパッドなど、カスタマイズ出来るようパーツをご用意しています。用途や気分に合わせてパーツを変えることで、より自分らしいスタイルを楽しんでいただけます。

今後も、ユーザーの皆様のフィードバックやご要望を取り入れながら、より魅力的な商品を開発してまいります!ぜひ、気になるパーツやカラーなどがありましたらお気軽にViXion研究所|Xアカウント(@ViXionLab)までご意見・ご要望をお聞かせくださいね!

▼ ViXion開発チームによる「ViXion研究所SNS(X)アカウント」
https://x.com/ViXionLab

▼〈ViXionLabストア〉URL
https://www.switch-science.com/search?q=ViXion