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2024.08.30

【ViXion01の導入事例】山口県長門市地域福祉課|住民の方の行政手続きをサポート

見え方の課題解決をサポートするオートフォーカスアイウェア「ViXion01」。2024年3月、このオートフォーカスアイウェア「ViXion01」が初めて自治体の窓口に導入されました。ご利用いただいているのは『山口県長門市地域福祉課窓口』様です。

そこで、長門市様で実際に設置されている様子を取材に伺ってきました。
また、ViXion01の導入背景や具体的な活用方法などを、長門市地域福祉課のご担当者である岡本様にインタビューさせていただきました。

ViXion01を設置していただいてる長門市役所の外観

山口県長門市は本州の最西北端、山口県の西北部に位置しています。
日本海側に面しており漁業や水産加工業が盛んで、海の幸に恵まれている街です。

そんな海からほど近い場所にある長門市役所は、数年前に建て変わったということで吹き抜けで開放感があり、且つ木の温もりが感じられるような、市民が入りやすい造りとなっています。

長門市役所の庁舎内/建て替えをおこない、2019年に完成

長門市におけるViXion01の導入と背景

昨今、長門市では視覚に障害を持つ住民の方の行政手続きを支援する方法を模索されていました

市の窓口では、資料の説明や申請書への記入をどのようにサポートするかが課題となっており、そのようなとき、自動でピントを合わせる機能を持ち、簡単に操作できるViXion01に注目されたそうです。

そして2024年3月、長門市が連携協定を締結されている、あいおいニッセイ同和損害保険株式会社様からViXion01が寄贈されました。

(寄贈の詳細についてはこちら:https://www.city.nagato.yamaguchi.jp/wadairoot/wadai/20240307.html

ViXion01の具体的な活用方法

ViXion01は現在、長門市の地域福祉課窓口に常時設置されています。

長門市の地域福祉課窓口に設置してあるViXion01(中央)

地域福祉課の窓口では、視覚障がい者や目の見え方にお困りの方、高齢の方などが「施設やサービスを利用したい、通いたい」などの相談があったときに、適切なサービスに繋いだりされているそうです。

そしてサービス利用の申請手続きなどを行う際に、ViXion01をご活用いただいています。

ViXion01(左)と案内ポスター(右上)

よく郵便局などに「ご自由にお使いください」と置いてある老眼鏡のようなイメージです。

職員の方は、窓口にいらっしゃった市民の方にViXion01の使い方を説明したり、自作の案内ポスターを設置したりと、市民の目の見え方をサポートできるよう配慮されていました。

長門市職員の方のお手製、案内ポスター

ViXion01の未来と展望

インタビューを受けてくださった、長門市健康福祉部地域福祉課障害者支援班の岡本泰尚様

長門市地域福祉課の岡本様は「視覚障害者の支援を強化し、申請手続きの負担軽減に努めていきたい」とお話されていました。ViXion01が長門市の取り組みに貢献できることを大変嬉しく思います。

また、長門市民の皆さんにViXion01を使用していただいたご意見・ご感想の中には、
『よく見えるが、(レンズが小さいため)レンズの黒い縁が気になる』
『先進的なデザインだが、普段使いには抵抗がある』
『製品の操作は高齢の方にとっては難しい』
といった率直なご意見もいただきました。

このようなご意見を活かしていきながら、より多くの人の生活に寄り添い年齢関係なく長く快適にご使用いただけるよう引き続き開発に取り組んでまいります。

ViXionは、今後も自治体と連携していきながら地域社会全体の福祉向上に寄与し、テクノロジーで人生の選択肢を拡げていくことを目指していきます。

(参考:長門市公式ウェブサイト

    長門市市章
2024.08.14

【製品コラム】ユーザーの声から生まれた『ViXion01 Black Edition』開発ストーリー

2024年6月に誕生したViXion研究所|Xアカウント(@ViXionLab)
ここでは、ものづくりに情熱を注ぐViXionのR&D事業部メンバーたちが、日々の開発成果や技術情報を発信しています。
この記事では、その自由なアイデアと柔軟な技術力が生んだ「ViXion01 Black Edition」の開発背景をお届けします。

なぜカラーバリエーションを?開発の経緯

最初に、「ViXion01」に新しいカラーバリエーションを導入するというアイデアが持ち上がったのは、2024年4月下旬ごろ。

これまでViXion01を体験・購入してくださったお客様より「カラーバリエーションを作って欲しい!」という声を多くいただいていたことや、通常色に加え、特別なパーツやカラーオプションを提供することで、ユーザーの皆様により個性的で満足度の高い製品を提供したいという思いから開発がスタートしました。

そこで社内ではまず、ViXion研究所メンバーが25通りもの色の候補を作成しました。

(↑ シースルーカバーとフレーム、それぞれに5種類ずつ色を選出)

その中からさらに最終候補を絞り込みます。

色の選定には慎重を期し、製品に違和感が出ないように全体のバランスや統一感を考慮しながら、シースルーカバーやフレームの細かい色合いを検討していきます。

(↑ カラー候補:マウンテンイエロー × デッキブラウン)
(↑ カラー候補:ベールピンク × ソフトピンクメタ)

どうやってカラーバリエーションの色を決めたの?

実際に使うユーザーのことを考えて、最終的なカラーバリエーションの選定はユーザーの声を反映することにしました。

そこで、ViXion01を出品・販売させていただいている体験型ストア「b8ta」にて6月に2週間にわたりアンケートを実施。店舗にご来店される幅広いお客様から意見を募りました。

(↑ b8taでは13種類のカラーバリエーションでアンケートを実施)

そして、b8taでのアンケート結果をもとに、さらにカラーを厳選してViXion研究所|Xアカウント(@ViXionLab)でもアンケートを実施します。(Xでのアンケート投稿はこちら

すると104票の回答が集まりました。なかには、選択肢にもない色もご要望としていただきました。
ご回答してくださったみなさま、本当にありがとうございました!

カラーバリエーションアンケートの結果は?

アンケートの結果というと「ブラック」が圧倒的な人気!

続いて「ホワイト」「ブラウン」と続きます。

最終的にはコストや納期のバランスを考慮し、「ブラック」=「Black Edition」を採用することに決定しました。黒の選定理由として、汚れが目立たないことや、よりスマートな見た目を実現できるという点が多く挙げられました。

(↑ 最終的に決定した「ViXion01 Black Edition」)

「ViXion01 Black Edition」は、機能面はこれまでのViXion01と同様で、本体前面のシースルーカバー箇所が透明になり、正面および左右のフレーム箇所の色がブラックになります。
透明なシースルーカバーを採用しフレームを黒色に変更することで、より洗練された外観となり普段使いしやすい仕上がりとなっています。

予約・発売について

そして、7月中旬よりAmazonにて先行予約発売がスタートしました。
(「ViXion01 Black Edition」についてのプレスリリースはこちら

先行予約は限定300台。在庫が無くなり次第終了です。
なお現在(2024年8月時点)も予約受付可能となっていますので、ぜひViXion01とまた違ったスタイリッシュな「ViXion01 Black Edition」を手に取ってくださると嬉しいです。

まとめ

今回のカラーバリエーション展開は、ユーザーの皆様からのご意見がきっかけであり、ユーザーのみなさまの声から生まれた製品です。

また「ViXion01」のパーツを扱う <ViXionストア> も2024年6月にオープン!
こちらでは、シースルーカバーやノーズパッドなど、カスタマイズ出来るようパーツをご用意しています。用途や気分に合わせてパーツを変えることで、より自分らしいスタイルを楽しんでいただけます。

今後も、ユーザーの皆様のフィードバックやご要望を取り入れながら、より魅力的な商品を開発してまいります!ぜひ、気になるパーツやカラーなどがありましたらお気軽にViXion研究所|Xアカウント(@ViXionLab)までご意見・ご要望をお聞かせくださいね!

▼ ViXion開発チームによる「ViXion研究所SNS(X)アカウント」
https://x.com/ViXionLab

▼〈ViXionLabストア〉URL
https://www.switch-science.com/search?q=ViXion

2024.08.08

ViXion01ユーザーのみなさまの声のまとめ「夜の買い物はほんと危険、そして店舗での決めセリフ」2024年7月版

ViXion、7月もトピックがありました。ViXionとしては、はじめての取り組みもありました。はじめてやることというのは、メーカーとして実に意外とドキドキするものです。

ということで、今月もViXionのPR担当の中村優子(ゆうこ)とシニアブランドマネージャーのいしたにまさき(いしたに)の対談形式でみなさまからの声やViXionの動きについてまとめていきます。

いしたに:連日、猛暑と雷が続いておりますが、今月もゆうこさんとともにViXion01に寄せられたご意見などまとめていきます

ゆうこ:先日、豪雨でベランダから水が入り込んで焦った、PRの中村です。今月もどうぞよろしくお願いします

初アマゾン、初プライムデー

いしたに:早速、7月のトピックですが、わりといろいろとありました。まずは、ViXion01はじめてのアマゾンプライムデーというセールへの参戦でありました

https://twitter.com/ViXion_inc/status/1809094607244046512

ゆうこ:今まで「買う側」で生きてきた身としては、アマゾンプライムデーに自社製品が参戦するという事実にドキドキが止まらなかったです

いしたに:あー、たしかに。それはけっこう新鮮な感じでしたか?

ゆうこ:はい、それはもう。だって思わずポチっちゃいましたもんw

いしたに:え、それ、、、どういうことですか。せつめいもとむwww

ゆうこ:プライムデー先行発売、かつアマゾン限定300台のViXion01のブラックモデルがありまして。プライムデーだし、めちゃかっこいいいし、、、と。つい

いしたに:ああ、これですね。それにしても「つい」ってwww

ゆうこ:これですこれ!!ただ、夜の買い物はほんと危険です。皆さんお気をつけて!(買って損はさせませんが)

いしたに:で、びっくりの話で先に出てしまいましたが、今回のアマゾン参戦に合わせて、アマゾン限定の「ViXion01 Black Edition」も登場しておりました。初のカラバリモデルでもありますね

https://vixion.jp/news/info/2044

ゆうこ:そうなんです(パチパチ)。前回もお話ししましたが、ユーザーさんからのお声で多かったのがカラバリの希望なんですよね。ついに実現です

いしたに:みなさまのおかげですね

ViXion01の交換パーツの話

いしたに:そして、今月はこんな猛者の方も!

ゆうこ:これは熱い!!!感動で沸騰しそうです!!!!ノーズパッドも黒に替えてくださってますよね?

いしたに:はい、この鼻パッド交換セットですね

ゆうこ:すごくお似合いですよね。ユーザーさんから色々学ばせていただきますね

いしたに:そうなんですよね。私も投稿をみて、鼻パッドの黒いいなあと思ったりしました。それから、こんな交換報告も届いています

ゆうこ:すてき

いしたに:こちらは交換パーツのシースルーカバーです

ゆうこ:皆さんの創造性を掻き立てるパーツ、どんどんご提供していきたいですね

いしたに:開発陣にプレッシャーかかる発言ありがとうございますw

ゆうこ:てへっ。今度ネイルアーティストの友人に頼んでデコしてもらおうかな・・・。

いしたに:(自分でやらないんですね、、、)

ゆうこ:わたし、不器用なんでw

いしたに:(まさかの高倉健、、、)

ViXion01を店舗で探す言葉

いしたに:さてさて、ViXion01はまずはお試しいただいてなんぼの製品でもありますので、順調に取扱店舗が広がっていっております。ビックカメラ様、ありがとうございます

https://twitter.com/ViXion_inc/status/1816651284935790885

ゆうこ:はい。目指せ、全都道府県制覇!

いしたに:そして、期間限定ですが、b8taでの展開もさらに動いております

https://twitter.com/ViXion_inc/status/1817870911313428657

ゆうこ:空の玄関口でもご体験いただけるのは、嬉しいですね。私は飛行機内でよく読書や、座席前のモニターで映画を見るのですが、ViXion01めちゃ便利です

いしたに:あー、その用途はよくわかります。飛行機のモニター、絶妙な距離のところにありますもんね

ゆうこ:そうなんですよ。手元とモニターとの往復で、目のピント調節機能酷使しまくりで・・・。私はもともと視力が良い方なので、近いモニター見るの結構辛いんですよね。その点、ViXion01は楽にピントが合います

いしたに:なるほど。その部分は、ぜひ羽田空港でアピールしていただきたいポイントですね

ゆうこ:空の旅のお供に、ぜひViXion01を〜

いしたに:なお、店舗さんでViXion01が発見できない場合は、店員さんに声をかけていただければと思います。自分たちでいうのもなんなんですが、類似品がない製品でもあるので、店舗さんによって、ルーペコーナーにあったり、カメラコーナーの横にあったりしますw

ゆうこ:私も見つけるのにたまに苦労しますw。店舗にお越しの際には、「オートフォーカスアイウェアのViXion」と言っていただくとスムーズです、たぶん(私はそうお伝えして通じることが多々あります)。

いしたに:「オートフォーカスアイウェアのViXion」ですね!

ゆうこ:はい!

いしたに:では、来月もまたViXion01に関することをお伝えできればと思います。それにしても、まさかBlack Edition買っていたとは、、、

ゆうこ:元々持っていたものは、もうすぐ誕生日の父にあげます〜

いしたに:あら、すてきな話じゃないですか!

ゆうこ:お古の方ですけどねw。あ、パーツでたのしんでもらおう!

いしたに:おあとがよろしいようでw